未だ来ぬもの、もう来ないもの、まだ来ていないもの 成城大学文芸部関係者による「未だ来ぬもの」をテーマにしたアンソロジー。
《ますく堂なまけもの叢書》発行人は、芝木好子の自伝3部作を大胆に改変した政治百合SF「湯葉女王~芝木好子「湯葉」より~」を書きました。
もう来てしまっている「来るべきでなかった未来」について「でも、きっと誰かにとってはこれが救いなのだ」と思いつつ……
レジスタンス小説です。たぶん。
【目次】
「今日の日は」浅上皐月
「湯葉女王~芝木好子「湯葉」より~」益岡和朗
「想像力抑制法」水戸李人
「浜辺の穴のなかで自分を見つける」武見倉森