【セット販売】『萬屋夢幻堂・零』&『しらゆきと書店員』
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文学フリマ東京39にて頒布する創作集2冊をセットでお買い上げいただく方のためのプランです。 ともに、玉川重機さんの壮麗なイラストを表紙にした美しい造本(になる予定)! 一冊ずつお買い上げいただくより、ほんの少しだけ安くなります。 (あと、ちょっとしたおまけがあります) よろしくお願い致します! ◇萬屋夢幻堂・零 第4号 ~ファイナル~◇ 2024年、二十五周年を迎える成城大学文芸部とその機関誌《萬屋夢幻堂》100号を記念して刊行される文芸アンソロジー。 OBOG渾身の作品とともに13万字を超える品評会レポートを収録。掲載作がどのように議論され完成稿となったのか一望できる構成。 書き手の皆様には特におすすめしたい一冊。あなたが日々考えているあんなことやこんなことが熱く語り合われていると思います。 【収録作品】 武見倉森「歩壌」/はるかなつき「逛狗街の媽」/鄭しゅう「ストーリーの更新」/斉藤五月「アヴィムクタ」/赤狐「コロナ以上友達未満」/吉川うを「私は頭がおかしい」/遠藤鳩二「どうぶつのはなしあい」/紀佑「とりのはなし」/新宮義騎「二四六八年」/源秋穂「春待花」/天津童化「ロアオブテレイラ 語られぬ歴史」/三鳥ホロ「政見放送」/益岡和朗「大浴場のデザイン」/萬澄十三「QUIZ 5 瀧の燈火 【後篇】」 【おことわり】 本号の掲載作には、過激な暴力描写や非倫理的・差別的と受け取られるような表現が用いられている場合があります。また、社会的な議論が行われる中で、著しい「分断」を生じさせているテーマを扱った作品もございます。 読んでいただく方に怒りや不快感を与える可能性の高い判断であることは重々承知の上で、私ども《萬屋夢幻堂》は「文芸が表現し得る領域」をひとつの時代の、一集団の感覚を頼りに規定することには慎重であるべきとの観点から、掲載拒否や作者の意に沿わない改稿の強要を行わぬことを創刊以来のポリシーとして守って参りました。読者の皆様におかれましては、あらかじめご留意頂きますよう、切にお願い申し上げます。 なお、今回収録した品評会レポートにおいては、その永年の「ポリシー」を巡る討論も収録いたしております。是非ともご一読・ご精読頂ければ幸いです。(発行人・記) ◇益岡和朗クィア小説選 しらゆきと書店員◇ 《ますく堂なまけもの叢書》発行人、益岡和朗の初創作集です。 創部二十五周年の成城大学文芸部関連媒体掲載作を軸に、セクマイやフェミニズムを扱った作品を集成。 天皇制SFや政治BL、シルバー百合に、我流「アドゥレセンス黙示録」(って何?)などなど。 装丁・口絵は「スタジオたとる」のおふたり(玉川重機さん、こばやし雪のさん)にお願いしました。 素晴らしい一冊に仕上がったと思いますので、是非、手に取ってみてください! 【収録作品】 ■さあ!わたしの人生がはじまる/自己紹介代わりのクィアリーディング掌編 ■大勲位の恋/シルバー百合? ええ、もちろん。そして、政権批判小説です。 ■評伝作家スワコ/矢川澄子トリビュート百合。「常軌を逸している」とのお褒めのことばをいただきました! ■月に一度のお愉しみ/我流アドゥレセンス黙示録あるいは「キッチュでポップな血まみれオペラ」 ■しらゆきと書店員/トランスジェンダーとバイセクシュアルの超能力者カップルが主人公の百合SF連作。新作は『萬屋夢幻堂・零~ファイナル~』所収の「大浴場のデザイン」。是非、2冊一緒にお買い上げください!(あ、お隣の「萬」さんで頒布予定の『MERAVIGLIA』vol.02にも同シリーズのスピンオフ「フレッシュ!七十七歳」が……さ、三冊まとめて、是非!!) ■プレタポルテ・リブロ/「しらゆきと書店員」のパイロット版。旧き佳き「池袋書店文化」を想って書きました。 ■子泣き爺に魅せられて/子泣き爺政治BL(by小山田浩子さん) ◇解説:孤伏澤つたゐ・萬澄十三