Re-ClaM 第15号
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Re-ClaM 第15号は、「忘れられた紳士たち~The League of Humdrum Gentlemen」と題して、F・W・クロフツを筆頭に、ジョン・ロード、J・J・コニントン、E・R・パンションなど1930年代から40年代に一世を風靡し、しかし残念ながら戦後はその人気をたちまちに失った英国の男性作家たちにフィーチャーした。 巻頭の翻訳評論「単なるパズルか?」は、古典探偵小説の歴史の熱心な研究家であるカーティス・エヴァンズがその主著Masters of the "Humdrum" Mystery(2012)の序文として書いたもの。15年前に書かれたものだが、その後多くのハンドラム派の作品が復刊されたことでむしろそのアクチュアリティは磨き抜かれたと言っていい。 日本随一のハンドラム・ハンターM.K.氏による、ハンドラムに付き物の「地図・見取図」を扱ったエッセイ「Humdrum派の道標」、上記の原書復刻状況をまとめた拙エッセイに併せて、実作レビューと短編の翻訳(E・R・パンションの翻訳紹介は本邦初)を付して、特集とした。 連載・寄稿コーナーでは、林、MK、小林の各氏による熱烈連載が常と同じく充実。 ミステリ作家として身を立てる前のアントニイ・バークリーが『パンチ』誌に書いた、ねじくれたユーモアが楽しい「強盗なんて冗談じゃない」、ラジオの放送ブースから消えた男と殺人の謎を追う「放送された殺人」(ロビンズ)など翻訳短編も掲載しています。 ぜひお楽しみください。 ◆◆ contents ◆◆ ◆【特集】忘れられた紳士たち~ The League of Humdrum Gentlemen [翻訳評論]カーティス・エヴァンズ「単なるパズルか?」(三門優祐訳) [コラム]わが愛しの幻系Humdrum ミステリ作家達(M. K.) [コラム]Humdrum 派の道標(M. K.) [コラム]今こそHumdrum !原書復刻の実情(三門優祐) [原書レビュー]John Rhode/J. J. Connington/E. R. Punshon(北見弦/三門優祐) [名作短編]E・R・パンション「念には念を」(三門優祐訳) ◆連載・寄稿 Queen's Quorum Quest(第50回)(林克郎) A Letter from M.K.(第14回)(M.K.) 原書クラシックミステリ・新刊情報(三門優祐・小林晋) [名作短編]A・B・コックス「強盗なんて冗談じゃない」(三門優祐訳) [コラム]書棚の片隅に~古典探偵小説復古の試み(三門優祐) [名作短編]グレンヴィル・ロビンズ「放送された殺人」(三門優祐訳) [レビュー]原書レビューコーナー(小林晋)
