灰色城綺譚「仮面の歌うまで」
- Digital300 JPY

〈ささやき〉 呪い に耳を貸さなければ、この舞踏会では何も起こらない。 チャールズ・クレイ氏の所有するクレイ・キャッスル・ホテルにて、大きな仮面舞踏会が開かれることになった。 誰が招待客かは知れないが、ホテルに招かれるのは有名人も多い。 このパーティーではいくつか約束事がある。 顔の半分は隠れる仮面をつけること。 仮面を外さないこと。 秘密を探らないこと。 囁き声にはよく耳を傾けること。 本当と嘘の区別はつけないこと。 ようこそ、自由で窮屈な舞踏会へ。 招待状 PC1 あなたはこのホテルのオーナーの息子(娘)だ。今回の仮面舞踏会を取り仕切ることになっている。 PC2 あなたは今売れている"仮面の歌姫"だ。この仮面舞踏会の最後に歌を披露する運びになっている。 PC3 あなたはこの仮面舞踏会に参加している客だ。けれど他の招待客とは違い、どこか人を惹きつける雰囲気を纏っている。 このシナリオには、非常に短い囁きがある。一番短いもので10文字(惑い/怪物化を除く)。PLの解釈や想像に任せる部分が多いので、初心者には向かないかもしれない。 このシナリオは、下記の曲を聴きながら書かれた。GMやPLがその曲を知らなければならないというわけではない。 ・諫山実生 - 月のワルツ ・Aimer - やさしい舞踏会 TALTOで本文を無料公開しています。無料テキストのみで十分回せると思います。 誤字脱字があれば教えてください。あんまり酷ければ修正します。 同人サークルかりかりうめ様オリジナルTRPGシステム『灰色城綺譚』の自作シナリオです。 良識の範囲内でご自由に使ってください。
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