イマドキのSBCで作るテレビ録画システムのすすめ
- ¥ 1,000
シングルボードコンピューター(SBC) を使ってテレビ録画環境を簡単に作る本です。 SBCといえば Raspberry Pi 4 が大変有名ですが、最近流行り始めた Orange Pi 5 や Rock5 を使用します。 Raspberry Pi 4 よりも高性能で比較的安価で、入手も割としやすいという点でお勧めできます。
特徴1 : 新規デバイスに対応したドライバを開発!
昨年発売されたPX-M1URに対応したデバイスドライバを ”本イベントのため" に作成しました。 これを用いると表紙の写真にあるようなコンパクトなサイズで録画が可能となります。
特徴2 : 手間のかかる部分は用意済み!
テレビ録画(アニメ・ドラマ)は日々黙々と動作していてほしいシステムです。 そのための監視用ダッシュボードも書籍内で構築します。 また、動画エンコード処理にはハードウェア使う設定も書籍内で説明しています。 これらの面倒な部分の多くは作者が "用意しておきました" ので、読者の方々に簡単に導入ができるようにしています。
目次
第1章 はじめに 第2章 ハードウェアの準備 2.1 OrangePi5/Rock5 ModelB 2.2 ICカードリーダーとBCASカード 2.3 TVチューナー 2.4 ACアダプター 2.5 他に必要なもの 第3章 システムのセットアップ 3.1 OrangePi5 OS インストール 3.2 Rock5 Model B OS インストール 第4章 Mirakurun のセットアップ 4.1 Mirakurun とは 4.2 チューナーのセットアップ 4.3 ICカードリーダーをセットアップ 4.4 Mirakurun コンテナをセットアップ 4.5 Mirakurunを起動 第5章 EPGStation をセットアップ 5.1 Node.js のインストール 5.2 PM2のインストール 5.3 データベースの準備 5.4 ffmpegのインストール 5.5 EPGStation のインストール 5.6 EPGStationの動作チェック 第6章 エンコード環境の構築 6.1 ハードウェアエンコードを使う理由 6.2 カスタム済みGStreamerをインストール 6.3 エンコード用スクリプトの準備 6.4 EPGStation からのエンコード設定 第7章 モニタリングと運用 7.1 状態監視ダッシュボード 7.2 InfluxDB と Grafana のセットアップ 7.3 状態チェックスクリプトの配置 7.4 ダッシュボードの設定 7.5 運用の前に環境の仕上げ 7.6 運用開始~ダッシュボードの見方