珍味ミシュランVol25 東京近郊のクルド・パレスチナ・イスラエル・北朝鮮食べ歩き
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世界の紛争地帯食材食材 2023年もっともホットな紛争地帯は、イスラエル/パレスチナでしょう。そして、日本でも第問題になっている地域が通称ワラビスタン(実態は蕨ではなく川口)のクルド人問題ではないでしょうか。 クルド人が蕨・川口に移入しはじめ(法的には難民や移民ではなく、出稼ぎとして)30年近くたちますが、その歴史と問題点とともに、食文化を紹介していきます。 イスラエル/パレスチナに関する店は、ごくわずかしか存在せず、代表的な店のみを掲載しました(かつて、バブル時代はユダヤ人が結構いたのですが、不景気で日本をはなれてしまい、現在では在日ユダヤ人はわずかになってしまっているからです。ヴィーガン系のの西欧人がユダヤのベジな食べ物(ファラフェルやフムス)を好むので、ある程度いきのこっていますが、そんなに広がる事はないでしょう)。 基本的に、中近東の料理は、アラブ系/イラン系/トルコ系に分類される事がおおいとおもいますが、似たような気候で取れるものそんなに変わらず、大きくいえば、宗教も同じ、さらにオスマン・トルコ帝国時代に1つの国だったこともあり、調理手法や素材の扱いなどに極端な差異は感じません(詳しい人にいうと議論になりますが)。 トルコに関しては、そのルーツが東トルキスタンにあり、地中海に面していることからギリシャ、ローマなどと相互に影響しており、イランは古代ペルシャの時代から独自の文化が発達し、シルクロードの影響もあって、様々な文化が入り混じっています。さらに、イスラム化が進んだあとは、すべてがごちゃまぜになり、地域特色(魚がとれるとれない)などの差くらいで、文化思想てきなものはかなり混雑しているのではないかとおもいます・・ それらをふくめて、都内の紛争地帯の料理を食べられるガイドブックをつくりました。