偉人学 #27 柳生宗矩 ― 心をどこにも止めない剣と禅(epub・PDF)
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家族の病気の知らせを待っている。会議で言われた一言が頭から離れない。呼び出しの用件が分からず、週末じゅう悪い想像をしてしまう。一つの心配ごとに心がとらわれて、目の前のことが手につかない人に向けた一冊です。徳川の二代・三代将軍に剣を教え、心が一か所に止まることを「病」と呼んで書き残した柳生宗矩の歩みから、心配を抱えたまま目の前の一つに心を戻す方法をたどります。 宗矩は大和の柳生に生まれ、寝ても食べても兵法を忘れなかった父のそばで育ちました。文禄3年に父とともに徳川家康の前に出て仕えはじめ、関ヶ原の年には故郷へ家康の書状を届ける使いに走り、のちに秀忠・家光の剣の師となります。62歳でまとめた『兵法家伝書』には、若い日の自分は思うように刀を使えなかったという言葉と、勝とうと思う心も、病を去ろうと思う心も、一つに止まれば同じ「病」だという一条が並んでいます。本書は、その『兵法家伝書』と、宗矩に宛てたものと伝わる沢庵の『不動智神妙録』を、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている版面で文字を確かめながら引き、『徳川実紀』『寛政重修諸家譜』の記録とあわせて読み解きます。「剣で政治を動かした人」という後の時代の像と、記録に残る姿とを書き分け、確かめられない話には【伝承】の印をつけて紹介しています。 各章は、今の暮らしの悩みの場面(家族の入院・実技試験・単身赴任・職場復帰・親せきの一言・呼び出し・友人の失職・子どもを叱ったあと・地域の役目・老後の心配など)、史料に残る場面、時代の背景、この本の読み方の順に進み、章の終わりに「今の暮らしに置き直す」「長く続ける土台」「今日の1手」の三つをまとめています。今日の1手は、5〜15分ほどでできる小さな行動です。 【章立て】 第1章 父の剣を継ぐ ── 心配ごとが頭から離れない時、まず何をすればいいか 第2章 家康の前で ── 試される場で、結果ばかり気になる時 第3章 故郷を取り戻す ── 遠くの心配を抱えたまま、目の前の役目に向かうには 第4章 将軍の稽古相手 ── 習ったことに縛られて、かえって動けない時 第5章 心をどこに置くか ── 人の一言が頭から離れない時、心をどこに置けばいいか 第6章 若い将軍に伝える ── 呼び出しの前に、悪い想像がふくらむ時 第7章 師友の窮地に ── 大切な人の苦境が気がかりで、何も手につかない時 第8章 人を斬る刀と、人を活かす剣 ── 言いすぎたかもしれないと、あとを引く時 第9章 公平に見る役 ── 一人のことばかり気になって、周りが見えなくなる時 第10章 一万石と、その後 ── 先の心配が尽きない時、今日をどう終えればいいか 【分量】約4.9万字・全10章(まえがき・あとがき・出典一覧つき) 【形式】epub と PDF の2形式を同梱したダウンロード商品です。スマートフォン・タブレット・パソコンで読めます。 本書は歴史上の人物と逸話を題材にした読み物で、心配ごととの付き合い方の見方をまとめたものです。禅の言葉は心の向け方を考える手がかりとして紹介しており、心の不調を治す方法ではありません。内容をどう生かすかは、読む方それぞれの状況と判断にゆだねられます。 note の有料記事「心配ごとが頭から離れない時に|柳生宗矩 偉人学 #27・全10章」と同じ内容を、電子書籍の形にまとめたものです。 yukimura 偉人学 シリーズ 第二十七巻/著: yukimura ・表紙の絵と本文の下書きに生成 AI を使っています。史実は史料と照らして直しています。 この巻を含む8冊のセット(¥4,980):https://ijin-hack.booth.pm/items/9064046
