偉人学 #19 マキャベリ ― 失った後の机で書いた人の習い(epub・PDF)
- ダウンロード商品¥ 980

失業、降格、役の交代、病気での離職。職や役を失って、思い通りにいかない日が続く人に向けた一冊です。職を失った後の机で、のちに長く読まれる本を書いた人の歩みから、失った後の時間を、積み上げる時間に変える見方をたどります。 ニッコロ・マキャベリは1498年、29歳でフィレンツェ共和国の書記官に選ばれ、14年あまり、フランスの宮廷やチェーザレ・ボルジアの陣営へ使いとして赴き、見たことを報告に書き続けました。1512年、政変で職を追われ、翌年には身に覚えのない疑いで投獄も経験します。町の外の小さな家に移った彼は、夕方になると泥のついた服を脱いで身なりを整え、書斎で昔の人々の書物と向き合い、『君主論』を書き上げました。本書は、本人の手紙(フランチェスコ・ヴェットーリ宛 1513〜1527年)、『君主論』『ディスコルシ』『フィレンツェ史』の献辞、喜劇『マンドラゴラ』の口上、ヴィッラリの伝記が文書館の記録から引いた書記局の記録を典拠に、時代の背景とともに読み解きます。「目的のためには手段を選ばない」という後の時代の要約と、本人が実際に書いた文は、原文を並べて分けています。後の時代の伝えにだけ出てくる話には【伝承】の印を付けています。 各章は、今の暮らしの悩みの場面(役職定年・途中から入ったPTA・遠方の親の入院・自治会の防災・勤め先の廃業・休職中の毎日・資格の勉強・自営の取引先の離脱・仲間の集まり・役を退いた後のうわさ)、史料に残る場面、時代の背景、この本の読み方の順に進み、章の終わりに「今の暮らしに置き直す」「長く続ける土台」「今日の1手」の三つをまとめています。今日の1手は、10〜15分でできる小さな行動です。 【章立て】 第1章 二十九歳の書記官 ── 肩書きを失った時、手元に何が残っているのか 第2章 行く先々で書いた報告 ── 軽く見られる場所で、どう役目を果たせばいいか 第3章 見たままを書く ── 見たことと推し量りを、どう分けて伝えればいいか 第4章 自分たちで守る ── 人任せにしてきたことを、どこから自分たちの手に戻すか 第5章 すべてを失った年 ── 職を失った直後の数週間を、どう越えればいいか 第6章 夜は正装して書斎へ ── 区切りのない毎日に、どうやって自分の時間を作るか 第7章 あるべき姿より、ある姿 ── 理想の自分と比べて苦しい時、何を見ればいいか 第8章 運は半分 ── 先の見えない波に、穏やかなうちに何を備えるか 第9章 喜劇も書く ── 落ち込んだ日々に、笑いと仲間をどう取り戻すか 第10章 頼まれた歴史と、後の像 ── 誤解されたまま終わりたくない時、何を残せばいいか 【分量】約5.4万字・全10章(まえがき・あとがき・出典一覧つき) 【形式】epub と PDF の2形式を同梱したダウンロード商品です。スマートフォン・タブレット・パソコンで読めます。 本書は歴史上の人物と逸話を題材にした読み物で、職や役を失った後の時間の過ごし方をまとめたものです。内容をどう生かすかは、読む方それぞれの状況と判断にゆだねられます。 note の有料記事「仕事や役を失って、思い通りにいかない日が続く時に|マキャベリ 偉人学 #19・全10章」と同じ内容を、電子書籍の形にまとめたものです。 yukimura 偉人学 シリーズ 第十九巻/著: yukimura ・表紙の絵と本文の下書きに生成 AI を使っています。史実は史料と照らして直しています。 この巻を含む8冊のセット(¥4,980):https://ijin-hack.booth.pm/items/9064046
