自作痛エフェクター(USED)ハレ エクストリームver.2 【モーメンタリ―】
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趣味で自作したギター用エフェクターです。 ぱっと見良い感じですが、スレ傷等あります(画像参照) 天板はフォト用紙を張り付けています。 ディレイ用のICを2つ使用した、本来のICの用途から逸脱しているディストーションペダルです。普通じゃない要素がいくつか内包されています。 ・右フットスイッチがエフェクターのオンオフ、 左フットスイッチがモーメンタリで「トリガーホールド」になっています。 ・オペアンプでなくコンパレータ回路を使用した増幅段を採用している為、ゲート付きファズのようなバリバリ感+弦のアタック後にもバリバリとした余韻があります。 そこにコーラスのような、エコーのような、少し位相のズレた音も加わり、デジタル感があるけど妙に荒々しいハイゲインディストーションサウンドが出ます。 このエクストリームVer.2は、前回制作したエクストリームVer.1と比べ、2点ほど回路変更を施しました。 ・上段4つのつまみはそれぞれ、 マスターボリューム(VOL) ディレイミックス(MIX) ディレイリピート(REP) ディレイタイム(TIME) を調整出来ます。WETだけの音にもできます。アナログライクな出音のディレイの為、歪みに重圧さを足すオプショナルな要素として貢献します。 ・上段一番右にディレイタイムのショート、ロング切り替えSWを追加。ロング設定では約1秒前後のディレイになりますが、WET音はかなりローファイなニュアンスになります。 ・このエフェクターで最も様子がおかしいのが下段3つのつまみで、 出音をグリッヂしていく(HAC:HACK) 余韻に歪の厚みを加える(DST:DISTORTION) 高音域の調整(TRE:TREBLE) という構成になっています。 それぞれ説明すると、「HAC」は 「微妙にピッチがズレた音が足されていく」 「弦の鳴らし終わりに余計なノイズが足されていく」 「不安定なトレモロ的揺れが発生する」 「後述するトリガーホールドの遅延が遅くなっていく」 という、4つの要素が同時に変化します。 絞り切った位置では然程おかしくありませんが、前回にすると何もかも台無しになります。 「DST」は歪の厚さと、入力がスタッカートした際に足されるノイズの強さを変化させます。絞った状態では余計な音は抑えられますが、つまみを回していくとジャリジャリ感が増えていきます。 「TRE」は全体のトーン調整になっており、基本的には絞り切った状態からお好みに合わせて開放していくイメージです。 全開にすると相当出音がギャンギャンします。 特に「DST」はかなり過激な調整をしており、HACを絞っていても10時の位置より上げていくと発振が止まらなくなります。 (その際は9時の位置まで絞ると発振が収まります) ・左フットスイッチのトリガーホールドは、「押している間だけ」入力音をフィードバックさせる効果を生み出します。 HACを絞ると音の間隔が短くなり、マシンガントレモロ的なフィードバックサウンドになります。 ディレイのリピートも最大にすると手に負えない状態となります。 ・外部9Vセンターマイナスアダプター駆動専用です。 上記の通り、普遍的回路ではまず出せない、不安定且つモジュレーション+ノイズに特化したディストーション(ファズ)ペダルになりました。アマチュアの自作したアイテムではありますが、 ご興味があればぜひ。 ※このエフェクターは回路構成上、 「パッシブ仕様のギター」の次に接続する事で、トリガーホールドが発動できます。 アクティブPUやブースターを搭載したギター、或いは前段に別のエフェクターを繋ぐと、ギターのピックアップまで負帰還源流が巡らない為、トリガー効果が出なくなります。