花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 二雫~鳥啼く声す~
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花魁道中いろは唄本編台本の第2弾となります。 花魁道中いろは唄は大見世華屋が主な舞台となっておりますが、 鳥啼く唄は大見世角名賀楼が舞台となり、 人々の愛憎や花魁それぞれの生き様を綴った物語となります。 新しい花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~どうぞお楽しみください。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 二雫~鳥啼く声す~ ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 二雫(ふたしずく) ~鳥啼く声す~
上演時間110分 すず/桐一葉(きりひとは) 10歳/17歳 ♀ 生まれは町人。裕福な商人大店札差沢渡屋の一人娘で贅沢に暮らしていたが、同業札差左鴻屋の陰謀により汚名を着せられ店を潰されて両親は自害した。その後女衒に売られ角名賀楼へ。男勝りで勝気、竹を割ったように清々しい性格で機転が利くため周囲からは少々恐れられている。左鴻悠然に復讐を誓っている。 みお/粉雪(こなゆき) 10歳/17歳 ♀ 七歳の時に遊郭に売られ、その美貌により引っ込み禿となり角名賀楼お職の露時雨の妹として奉公をしながら躾を受ける。 大変な美少女で鼻持ちならないところがある。とても有望な娘だったが桐一葉の存在によりお職の座を脅かされた。桐一葉は好敵手。悠然には一目惚れしている。 露時雨(つゆしぐれ) 25歳 ♀ 角名賀楼のお職花魁。頂点としての才能はあるが大変に我儘でこらえ性がない。艶やかさ色っぽさなど花魁に必要な要素は備え持っているが周囲には年増と言われて、自身を亡くしそうなところお職の肩書を胸に抱いて頑張っている。間夫の柊弥とは八年来の付き合いとなるが、完全に心を遣ってしまっているため別れたがらず縋りついている。 柊弥(とうや) 27歳 ♂ 元々は役者で陰間茶屋にて男性相手に体を売っていた。花の蕾から花の盛りをへて散り花として女性相手の男娼をしていたが露時雨の間夫になってからは男娼をしていない。お職の間夫になっていれば大見世の利権を得られるため露時雨の元に通い続けていたが、若い妓の出現で露時雨と別れたいと望んでいる。 凪(なぎ) 16歳/23歳 ♂ 角名賀楼の父楼主から楼閣を継いだ男。楼閣の楼主は八徳を忘れた忘八と言われるが、その名に恥じない程のクズな男であり、楼閣は殆ど花車や遣り手と番頭に任せきりにして、基本は賭場に行くか役者や妓を買うなどの遊蕩をしている。また自分の楼閣の妓は自分の者と勘違いしている。露時雨とはねんごろな関係。 悠然(ゆうぜん) 20歳 ♂ 東海道岡崎宿三蔵の札差の若旦那。大変に切れもので自分の店のためであれば陰謀で他の店を取り潰すくらいのことは眉一つ動かすことなくやってのける冷徹な男性。自他共に認める美青年で、女には困っていないが、接待の仕事上必要になった座敷のために角名賀楼に敵娼を持つこととなった。飄々としているが油断のならない性格。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 すず/桐一葉 (♀)・・・ みお/粉雪 (♀) ・・・ 露時雨 (♀) ・・・ 柊弥 (♂) ・・・ 凪 (♂) ・・・ 悠然 (♂) ・・・ ――――――――――――――――――――――――

