花魁道中いろは唄 外伝 ~凛と立つ華、冴え冴えと~
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新造出しを前にした椿の娘、竜胆は大輪の華を容易に想像させる美しさで現お職の木蓮ですら圧倒していた。そんな竜胆の元に新造だしと共に身請けをしたいという外様大名桝塚が現れる。この身請けが縁を結べば蓮太郎とは離れなければならない。竜胆は果たして・・・。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄 外伝 ~凛と立つ華、冴え冴えと~ Pt画像 ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
花魁道中いろは唄~外伝~ 凛と立つ華冴え冴えと【♂×2 ♀×3】
所要時間:80分程度 竜胆 (りんどう) ♀ 14歳 華屋4代前のお職、椿の娘。 生まれた時から美しい顔立ちだった為女将が多大な期待をし、華屋の引っ込みとして他の女郎達と引き離して育てられた。 椿と同じく利発でとても機転が利く。母がいない為比較的甘やかされて育てられたので気が強く我儘な所がある。寂しさゆえか、精神的に残酷な性質を持っている。 蓮太郎 (れんたろう) ♂ 34歳 華屋の若衆で料理番。既に亡くなっている竜胆の母親、椿を心から愛し、その約束を果たす為に生きる男性。 竜胆を自分の娘のようにかわいがっている。生真面目で誠実な男性だが、生き抜くための手段としてある試みをし今に至る。 若衆という表の顔に隠れて、隠密同心という仕事を担っている。 淡墨 (うすずみ) ♀ 39歳 元は華屋に隣接する大見世手毬屋のお職だったが、ある1件の後借金を全て返済し番頭新造として過ごしていたが、竜胆の躾の為に華屋から声を掛けられ見世替えをした。竜胆を己の最後の妹と心に決めており、竜胆がいずれかの形で旅立ちを終えるのを生き甲斐として生きる。 女将 (おかみ) ♀ 46歳 若山遊郭随一の大見世華屋の女将であり、若山遊郭の総名主。 遊郭に生きる妓達を大切にしており、何かの折に客からの身請け話があればなるべく説得して受けさせようとする。 その理由は現時点では明確にされてはいないが何か深刻な事情がある様子。 番所や会所とも繋がっており、幕府の命に従い生きている。幕府から伝達として定期的に来る竹田頭巾の男の影に常に脅かされている。 桝塚 彬人(ますづか あきひと)♂ 29歳 阿波州の橋本藩の勝浦を預かる大名。 仲ノ町にて竜胆を見掛け、惚れ込んだ為新造出しを行い、更にはそのまま身請けの話を持ち出す。 木蓮 (もくれん) ♀ 20歳 ※女将との兼ね役推奨 現在の華屋お職。今まで受け継がれてきたお職の筋が百合の突然死により切れてしまったので、二番煎じのお職の筋からその位置にいる。我儘でお職としての自覚はとても薄く、だらだらした毎日を何となく送り続けている。女郎になった事に疑問を持つことも、また責任感を持つ事も無い。 ―――――――― 役表 竜胆(♀)・・・ 蓮太郎(♂)・・・ 淡墨(♀)・・・ 女将(♀)+木蓮(♀)・・・ 桝塚 彬人(♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――