1/700 日本海軍 樺型駆逐艦 2隻
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- 竣工・第一次大戦時Ships within 7 daysShips by Anshin-BOOTH-PackPhysical (direct)4,500 JPY
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1914年、第一次世界大戦が勃発した当初日本海軍の保有していた駆逐艦は、日露戦争期の三等駆逐艦が主体で、太平洋やインド洋などの外洋での通商保護に対応できるものは、一等駆逐艦海風型2隻、二等駆逐艦櫻型2隻の計4隻のみでした。この状況下に急遽建造が決定したのが樺型駆逐艦で、櫻型駆逐艦を最低限の手直しをして官民の駆逐艦が建造可能な全ての造船所に合計10隻が発注され、近代的な量産体制や知見のない中10隻全てが5か月以内に竣工し、ドイツの最新鋭兵器である潜水艦の猛攻をうける地中海の通商保護に間に合ったことは、戦時急造艦艇として重要な勤めを果たせたと言えるかと思います。 また、その活躍とフランス国内の事情から、一次大戦後には樺型駆逐艦の同型艦としてフランス海軍向け、アラブ級駆逐艦12隻が追加発注され日本造船史の中でも稀有な先進国向け、輸出実績となっています。 一次大戦後は、機雷の敷設軌道が増設されると言った改造を施されたものの大きな動乱への参加はなく、特型駆逐艦の整備に目途がついた1932年(昭和7年)4月1日に、設計元となった櫻型駆逐艦2隻と本形式10隻全てが除籍され解体されました。 ◆各バリエーションの特徴 ・竣工、第一次大戦時 竣工して第一次大戦に参戦した時の状態を想定したものとなります。艦橋は解放式ですが、天幕を張った状態を再現する別パーツがあります。また、本キットは「桂」の図面を参考としています。また、明治期・大正期の艦艇は各造船所への裁量が委ねられていた部分が多々あり、同型艦であっても細部は大きく異なる場合が散見されます。 ・昭和5年時 1930年(昭和5年)時とされる兵装改装図を参考としたもので、機雷の敷設軌道が新設され爆雷軌道に転用されています。後部魚雷発射管の代わりに対潜兵器が増設された姿となっております。また、艦橋は半固定式で運用されていましたので、閉鎖式に近い雰囲気となっております。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装のパーツセットとなります。また、部品切り出しにニッパーなどが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 完成時全長:11.8cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日 竣工・一次大戦時:2024年6月23日 昭和5年時:2024年7月6日