1/700 日本海軍 特務艦(標的艦)「摂津」 1隻
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標的艦「摂津」は、1912年に竣工した河内型戦艦の2番艦として建造されたフネで、日本海軍初のド級戦艦の一隻として建艦されました。建造後、1914年に勃発した第一次世界大戦にも第一艦隊第一戦隊の一角として編成されましたが、実際に前線に出ることはなく、終戦を控えた1918年7月12日姉妹艦の「河内」が同じ徳山湾にて停泊中に弾薬庫火災事故で爆沈し、解体処分となりました。 翌1919年の観艦式では大正天皇のお召し艦として参加しましたが、この当時すでに金剛型、扶桑型、伊勢型が竣工済みで「長門」の進水も間近に迫った時期であったため、すでに戦力としては期待されがたかったのですが、1921年のワシントン軍縮会議で「陸奥」を残すために戦艦としては退役させることとなり、標的艦に改造されることになりました。1923年、標的を曳航するフネとして装甲及び主砲をはじめとする全ての武装を解除され、特務艦(標的艦)に編入。標的の曳航としては、1925年に上記の軍縮条約で廃棄処分対象となった「土佐」を自沈地点まで曳航する任務もありました。1936年には、無線無人操縦による自身を標的として運用する標的艦として改造工事に着手し、操縦艦である「矢風」ととも爆撃訓練に従事しましたが、1939年には重巡級の砲撃訓練・航空攻撃訓練及びその回避運動訓練艦としてさらに改造を実施し、舷側装甲板を復活させて訓練任務に従事し、真珠湾攻撃の航空隊練度向上や、エンガノ岬沖海戦における「伊勢」「日向」の生還へ導いた操艦術へ繋がったとされています。1945年7月24日の呉軍港空襲で、教え子ともいえる「伊勢」「日向」とともに大破着底し戦後に浮揚・解体されました。 ◆本キットについて 本キットは、呉市海事歴史科学館にて公開されている公式図に準拠した1940年(昭和15年)の状態を再現しています。 ・本キットは大型なので、他の製品と一緒に購入したり、複数個まとめて買うと発送出来なくなりますので、ご注意下さい。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装のパーツセットとなります。また、部品切り出しにニッパーなどが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 完成時全長:23.2cm データ製作者:まったり造船課長 販売開始日:2025年6月26日