1/700 海上保安庁 巡視船 みはし(しんざん)型 1隻
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みはし型巡視船は、1985年に発生した日向灘不審船事件によって高速で逃亡する不審船を追跡する必要性から外洋を高速航行可能な巡視船が求めらたため建造されたもので、巡視船で初めてウォータージェットを採用し、スクリュープロペラとの併用。船橋部の防弾性を付与するなど新機軸を多数取り入れられ1988年、1番船の「みはし」が建造され、1991年までに合計4隻が建造されました。 本形式でもっとも有名なエピソードは「九州南西海域工作船事件」で、工作船に最初に接触したのが3番船の「いなさ」で、当時換装済みだったRFS20mm機銃を用いた高精度射撃を用いての威嚇射撃や4番船の「きりしま」が強行接舷を実施した後、工作船からの銃撃を受けたが前述の防弾性向上のため、負傷者は出なかった。その後「いなさ」が正当防衛射撃を実施したところ、工作船は自爆・沈没した。 上記事件後、両船は長官表彰を受け、記念プレートを送られている。その後も海上安全に努めていたが、2019年に1番船が退役したのを皮切りに2022年末までに全船が退役しました。 ◆各バリエーションの特徴 本形式は、非常に各船ごとの相違が大きく姉妹船間の改造はかなり困難が予想されます。また、武装は、概ね2005年前後までにRFS20mm機銃への換装が全船で実施されています。 ・PM03「いなさ」 本キットは、上記工作船事件時である2001年の「いなさ」を再現することを念頭にしたキットです。RFS20mm機銃へ換装済みで、マストがトラス型で、船体中央部の形状が多船と異なっています。 ・PM04「きりしま」 本キットは、上記工作船事件時である2001年の「きりしま」を再現することを念頭にしたキットです。この時点では、武装は竣工時の13mm機銃のままでした。マストが一体型で、船体中央部にひらけた作業甲板を有しています。また、船橋前部が一段拡幅されています。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装組立キットとなります。また、船体と台座の切り外しにホビー用ノコギリ(レザーソー)などが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 また、エッチングパーツ・デカールなどは付属しませんので、ご了承ください。 完成時全長:約6.5cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日 PM03いなさ : 2025年10月 日 PM04きりしま:2025年10月 日