Universal Output Transform|DaVinci Resolve 用 出力変換DCTL(ACES 2.0 色域圧縮・11カメラ対応)
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Universal Output Transform ほとんどのLogを、破綻させずに表示色域へ。 ■ これは何か カメラのLog映像を、モニターで見るための色(Rec.709 など)へ変換する「出力変換」のDCTLです。 グレーディングの一番下に敷く土台になります。 ふつうの変換でいちばん困るのは、Logが持つ鮮やかな色が表示できる範囲(色域)からはみ出しているときです。 はみ出した分をそのまま切り落とすと、こうなります。 ・ネオンや空が単色のベタになり、階調が消える ・青が紫に転ぶなど、色相がねじれる ・ハイライトが急に硬く飛ぶ 「なんか色が汚い」「明部が耳障り」の正体は、たいていここです。 ■ 彩度を下げる道具ではありません この製品は、ACES 2.0 の出力変換で用いられている色域圧縮の考え方に基づいて、 はみ出した色を「切らずに、色相を保ったまま」内側へ収めます。 クリップした絵は、色が濃いのではありません。濃さの上限に張り付いて潰れているだけです。 圧縮をかけると、その部分に階調と正しい色相が戻ります。 並べた瞬間はおとなしく見えても、拡大すると情報量がまるで違います。 そして効くのは、表示色域からはみ出した色と、明るい飽和色だけです。 肌や中間トーンなど、もともと収まっている色はほとんど動きません。 画面全体の彩度が落ちることはありません。 圧縮量は規格に沿った値で固定してあります。 出力変換の役目は「正しく変換すること」なので、ここは触る場所にしていません。 彩度を「演出」するのはルックの仕事です。土台の仕事は「壊さないこと」。 この上にお好みのルックを重ねれば、濃さは後からいくらでも作れます。 ■ 何が違うのか ・色域圧縮つき。レンジ外の色を切り落とさず、なだらかに収める。色相のねじれを抑える ・ほとんどのLogに対応。入力を選ぶだけで、カメラが混在しても土台を統一できる ・DCTLなので精度が高い。LUTのような格子の誤差がなく、レンジ外もそのまま計算される ・ノード1つで完結。重いカラーマネジメント設定を組まずに、表示変換の土台を作れる ■ 対応する入力(11種) ・Sony S-Log3 / S-Gamut3 ・Sony S-Log3 / S-Gamut3.Cine ・ARRI LogC3 / AWG3 ・ARRI LogC4 / AWG4 ・Canon C-Log2 / Cinema Gamut ・Canon C-Log3 / Cinema Gamut ・Panasonic V-Log / V-Gamut ・RED Log3G10 / REDWideGamut ・Fujifilm F-Log / F-Gamut ・Nikon N-Log / BT.2020 ・Apple Apple Log / Rec.2020 カメラが混在した現場でも、入力を選ぶだけで土台を統一できます。 ■ 対応する出力(9種) SDR ・Rec.709(BT.1886 / 100nit) ・sRGB Display(100nit) ・P3-D65(2.2 / 100nit) HDR(PQ) ・Rec.2020 PQ(1000nit) ・Rec.2020 PQ(4000nit) ・P3-D65 PQ(1000nit) ・P3-D65 PQ(2000nit) ・P3-D65 PQ(4000nit) HDR(HLG) ・Rec.2020 HLG(1000nit) PQは輝度別に用意しているので、納品先のマスタリング輝度に合わせて選べます。 HLGは表示側の輝度に追従する方式なので、輝度違いを選ぶ必要がありません。1本だけです。 HDRの納品形式はこの2系統です。配信と劇場はPQ、放送とYouTube HDRはHLGが主流です。 ■ すでに色管理を組んでいる方へ Output に「None (Log passthrough)」があります。 これを選ぶと表示変換をせず、Logのまま出力します。色域圧縮だけを掛けて、 その後ろは Resolve のカラーマネジメント(RCM)や CST ノード、ACES に任せられます。 [露出]→[本製品(Output = None)]→[お使いの出力変換]→ 表示 「ACES 2.0 の色域圧縮だけ欲しい。表示変換は今の鎖のままがいい」という使い方ができます。 二重変換にもなりません。 ■ パラメーターは2つだけ ・Source Camera … 入力するLogを選ぶ ・Output … 出力先を選ぶ 迷う場所がありません。入力と出力を選ぶだけです。 ■ 使い方 グレーディングの一番最後、表示変換の位置に置きます。 [露出]→[ルック・光学FX]→[Universal Output Transform]→ 表示 まずこの土台で表示を統一してから、上にルックや光学FXを重ねる構成を想定しています。 ■ こんな方に ・カメラが混在する現場で、表示の土台を1つに統一したい ・飽和したネオン、空、LEDの破綻に毎回悩んでいる ・ACESの色域圧縮を、軽く1ノードで使いたい ■ 導入 1. .dctl ファイルを LUT フォルダに入れる 2. Project Settings → Color Management → Update Lists を押す 3. カラーページで OpenFX → DCTL をノードに適用し、DCTL List から選ぶ ■ よくある質問 Q. 彩度が下がりませんか? A. 画面全体が下がることはありません。動くのは表示色域からはみ出した色と明るい飽和色だけで、 そこはもともとクリップして潰れていた領域です。クリップは「濃い」のではなく「潰れている」状態なので、 圧縮後は同じ場所に階調と正しい色相が戻ります。圧縮量は規格に沿った値で固定です。 Q. ACESのワークフローを組む必要がありますか? A. 不要です。ノードに1つ置くだけで使えます。 Q. ルックと併用できますか? A. できます。この出力変換を土台にして、上にルックや光学FXを重ねる構成を想定しています。 ■ 動作環境 ・DaVinci Resolve Studio 18 以降 ・DCTLはStudio版の機能のため、無料版では動作しません ・macOS / Windows / Linux





